@article{oai:shikoku-u.repo.nii.ac.jp:00000142, author = {富田, 真佐子 and 片岡, 優実}, issue = {37}, journal = {四国大学紀要, A(人文・社会科学編)}, month = {Mar}, note = {経腸栄養療法を行っていたクローン病患者4例が新たに抗TNF-α抗体療法(T療法)を導入し生活していく体験のプロセスを検討した。切片化したデータから50のラベルを抽出し18のサブカテゴリーにまとめ、さらにT療法導入の選択と導入後の効果と生活の変化について、それぞれ3つずつ計6つのカテゴリーを抽出した。患者は【選択のための情報収集】を得て治療を受けるか否かの選択に迫られた。不安と期待に揺れながらもこれまでの生活で体験してきた【苦しみからの回避】や【将来の生活への希望】を抱きT療法を選択した。T療法導入後は【症状が改善した実感】や【治療後の食生活の変化】を感じつつも、T療法に対して「完治ではなく薬による症状の抑制」と捉え、「治療継続の不安」や「継続投与への抵抗感」は消失することなく、治療を継続していくことで将来的に何が起こるのか【治療継続に対する見通しへの不確かさ】を抱えて生活していた。}, pages = {103--112}, title = {クローン病患者の抗TNF-α抗体療法導入による体験プロセス}, year = {2012} }